フランスのミモザ・サラダ!
今、南フランスではミモザの季節真っ盛り。今回は、ミモザにちなんでフランスの「ミモザ・サラダ」の話題です。
ゆで卵の黄身を砕いてミモザの花に見立てる「ミモザ・サラダ」(Salade Mimosa サラッド・ミモザ)です。
オリジナルのミモザ・サラダはロシアやウクライナの料理のようです。ゆで卵のほか、サーディンや鯖など魚の缶詰、ゆでたじゃがいも・にんじん、玉ねぎなどが入ります。細かくした各材料とマヨネーズを交互にミルフィーユのように重ねていくお料理です。一番上には砕いた卵の黄身を敷き詰めます。
では、フランスの「ミモザ・サラダ」はどんなサラダなのでしょうか?何人かのフランス人に聞いてみたところ、やはり人によって答えはまちまち。
そこで、今回は、数あるレシピの中から、百科事典や辞書で有名なフランスの出版社ラルース(Larousse)の料理百科事典「ラルース・キュィジンヌ(Larousse Cuisine)」のレシピをご紹介します。あくまで一つのレシピとして。
「ラルース・キュィジンヌ」の「ミモザ・サラダ」レシピ (4人分)
材料
ゆで卵 2個
アーティチョーク・ハート(缶または瓶詰) 4つ
レモン 1個
レタス 1個
エストラゴン入り酢 大さじ2
オリーブオイル 大さじ4
エストラゴン入りマスタード 小さじ1
塩、胡椒 少々
作り方
ゆで卵を作り、冷めたら殻をむく。アーティチョーク・ハートの水分を切り、レモン汁につけておく。
レタスを洗って一口大に切る。
酢、オイル、マスタードをよく混ぜ、塩・胡椒を足し、ドレッシングを作る。
ゆで卵を二つに切り、黄身と白身を分ける。黄身は細かく砕く。白身は小さく切り刻む。
アーティチョーク・ハートの水分を切り、薄切りにする。レタスにドレッシングを和えておく。
器にレタスを敷きつめる。アーティチョーク・ハートを並べ、中央に卵の黄身、その周りに白身を並べる。すぐに召し上がれ。
お料理というのは、同じ名前でも場所や家庭によって、いろんなバリエーションがあるのが楽しいですね!目に美しく、味も美味しいお料理をいただくと、誰もが幸せな気持ちになりますよね。
あなたもインスピレーションのままに、お好みの「ミモザ・サラダ」を作ってみてはいかがでしょうか?
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