サントン人形
この可愛らしいお人形は何でしょう? 南仏プロヴァンスでは、12月4日聖バルブの麦蒔きの後、キリスト誕生をテーマにサントン(santons)という粘土細工の小さな人形を飾ります。
この展示は、クレッシュ(crèche =飼い葉桶)と呼ばれ、登場人物は、キリスト、ヨセフ、マリア、東方の三博士、天使、牛、ロバなど。 こだわる人は、旧約聖書どおり、キリストは誕生日12月25日午前0時から、東方の三博士は贈り物を持ってキリストの馬小屋に到着した1月6日から飾るとか。
この期間なら、エクス・アン・プロヴァンスのミラボー通りでサントン人形による「キリスト誕生」と南仏プロヴァンスのジオラマ(面積8㎡)が見学できます!
また、エクス・アン・プロヴァンスのサントン市(Foire aux santons)が ロトンド噴水広場の横で開かれます。工房でひとつひとつ手作りされたサントン人形が売られています。ラヴェンダー畑、羊の群れと羊飼いなど、プロヴァンスの伝統的な風物詩の人形もたくさんあります。
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たけた (土曜日, 22 4月 2023 09:20)
楽しそう、何気ない日常がとても素敵ですね。
粘土もアート