先日レストランミラマールでソムリエとして勤務しているYOKOさんをマルセイユの醸造所へ案内した。マルセイユの醸造所(CHAI)はマルセイユの旧市街地のパニエ地区にあり畑は周辺のコート・ド・プロヴァンスやコート・ドゥ・ローニュで育てているブドウ(一部BIO)を使用。写真の生産者でワイン醸造学者のFabienne Vollmyさん(左とYOKOさん)はブルゴーニュ出身なので通常プロヴァンス産のブドウの種類を幾つか混ぜて作るワインでは無く単一のブドウから1本のワイン作られている物が殆どなので(1本の赤ワインは2種類の葡萄使用)味もしっかりしている。こだわりはそれだけに終わらない。タンクからボトル詰めする時期もプロヴァンス地方より遅い、その為に長期保存型のワインが出来上がるとか、、、確かに創業2012年から知っているが2年目ワインを購入に出かけた際(特に赤)は樽で1年寝かせてボトル詰めするが購入の際必ず最低1年待った方が熟成して美味しくなります、と言われ購入しても飲めないのだ(後のお楽しみ)。また白は口当たりが良く品も香りも良い。(ソムリエのYOKOさんは試飲した5種類を全てお買い上げする程気に入られていた)Fabienne の自慢はAOCと呼ばれるワインのアぺラシオンも無いマルセイユのワイン(注意1)だけどミシュランの星付きレストランが取引相手と言う事(マルセイユでは旧港に有るミシュラン1つ星のUne Table au Sudにて取り扱い)。通常営業時間は平日の17時30分~19時30分ですがお電話で予約すればそれ以外でも対応可能です。Microcosmos Chai Urbain 住所 42 rue de l'Evêché 13002 Marseille
http://www.microcosmoschaiurbain.com/
注意1)マルセイユ市内に今までワイナリー、ぶどう畑が無い為マルセイユはアぺラシオンの地区に入っていないとの事。例え使用しているブドウ畑がAOCを持っていてもAOC、アぺラシオンを使用出来ないそうです。
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