南仏を代表するアペリティフと言えば「パスティス」パスティスとはプロバンス語で「混ぜる」を意味し名前通りアニスとスペイン甘草の他スパイスやハーブをミックスして作ったアルコールドリンクで通常写真の様に透き通った色のアルコールをグラスに入れ氷とお水で水割りにして飲みます。水に入れると色が濁るのがこのドリンクの特徴です。フランスでもマルセイユからイタリア国境までの間で良く飲まれ各家庭に1本は有る!と言っても過言ではないほどポピュラーな飲み物です。
PASTISと言っても幾つかのメーカーがあり色も色々です。通常写真右のボトルがトラディショナルでウイスキーの様な色ですが氷を入れると乳白色に為ります。最近では若い人向けにカクテル風に色も楽しめる赤、白、ブルーが販売されています。飲み方はどれも氷を入れて水割りにします。私は炭酸水で割るのも好きです。アジア人で初めてパスティスを吞んだ人は薬!?っぽいと言われる方が多いのですがトラディショナルのパスティスにミントのシロップを入れると飲みやすくなります。癖の強いお酒が苦手な方は是非ミントのシロップを入れたぺロケを試して下さい。ぺロケPERROQUETとは「オウム」の意味で多分色から来ているんでしょうね。一般的にスーパーで販売されているのは「51」「Pastis 51」「Ricard」「Pernod」などで小瓶も有ります。
マルセイユには専門店 La Maison du Pastis 108 Quai du Port 13002
製造・販売店 Janot 4 Place des 13 cantons 13002 が有ります。何方も無料で試飲出来ます。
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