先日までカーディガンで出掛けていたのに数日前から急にさむくなった、と思えば既に11月中旬マルセイユでは1週間前からサントン人形祭りが行われています。今年で213回目を迎えるサントン人形祭りはフランス一古くから続くお祭りです。サントン人形とはクレッシュ・ド・ノエルと呼ばれるキリストの誕生を表す粘土で作られた人形です。元々は小屋の中で生まれたキリストとプレゼントを運んで来た東方の三博士でしたが近年では職業やラベンダー、パンなどフランス、南仏の代表的な飾りや人も増えコレクターも増えてます。最初にクレッシュが見られたのは1223年の事、イタリアのアッシジのフランチェスコがイタリアのグレッチョで演劇を行ったのが切欠(フランチェスコのお母様は南仏タラスコンの出身)
1775年マルセイユで初めて行われたクレッシュはマリオネットがプロバンスの民族衣装を身に着けていた。その後フランス革命の際教会に行く事が禁止され各家でクレッシュを飾り神に祈ったのが現在のクレッシュ・ド・ノエルの初まりでマルセイユではサントン人形祭が1803年から始まったのです。
歴史のあるマルセイユのサントン人形祭では巨匠の作ったお店が沢山出ています。
サントン人形を知らない人!サントン人形のコレクターには見逃せないこの時期ならではのイベントです
マルセイユ サントン人形祭 11月14日から12月31日まで 10時~19時
場所 Place Charles de Gaulle 旧港から徒歩2分
マルセイユのクリスマスマルシェも11月14日から12月31日まで旧港で開催中です。
マルセイユのサントン祭りの様子は下記から↓ 再生ボタンを押してCMの後20秒後です。
http://foire-aux-santons-de-marseille.fr/videotf1-foireau.html
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