マルセイユにはモダンな建物(MuCEM、旧港地下鉄駅のミラーなど)と古い建物が見物出来るとても面白い街。マルセイユの旧市街地として知られるパニエ地区にある17世紀に建てられた慈善施設のヴィエュ・シャリテ(現在美術館・博物館)はマルセイユ生まれの芸術家(画家、彫刻家、建築家)ピエール・プジェが建てたもの。残念ながら彼の名前は世界的にあまり知られていないが彼の作品はパリ郊外にあるシャトーヴォル・ヴィコント(ベルサイユ宮殿を建てる切っ掛けになった建物)の庭園(彫刻)で見られる。元々ピエールの父が建築の仕事をしていたが彼自身が子供のころ父は現場の階段から落ちて事故で亡くなった。しかしピエールが14歳の時に母が教会を作る建築家の所に修行に出したのが切っ掛けで建築家(芸術家)になった。彼の建物はマルセイユ他モントリオールやジェノバでも見ることが出来る。
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