欧州自転車ツーリングのエタップ1で観光するゴルドとルシヨンは2つの村とも<フランスの最も美しい村>に登録されている小さな村です。ゴルドは映画宮崎駿の作品「天空の城ラピュタ」のモデルに為ったと言われる村でフランスでは「鷲の巣村」と呼ばれています。「南仏プロバンスの12カ月」の作者ピーターメイルの映画「プロヴァンスの贈りもの」でも撮影現場と為った綺麗な街。村の中には11世紀に建てられたお城、村の麓にはセナンク修道院、村入口にはモルタルも使わず石だけを積み上げて作った「ボリー村」もあります。赤い岩肌の目立つルシヨンは(写真)昔からオークル(赤土)の産地で昔は世界各国にこのオークルを輸出していたそうです、オークルは石器時代に顔料や洞窟の壁画などに使用されていた貴重な自然の創り出すカラーだったのです。しかし19世紀に為って人工的に色彩が作られるようになり現在ではお土産として販売されているのみです。またこの土を使用して作られた陶器も有名です。
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