AOC発祥地のシャトーナフ・デュ・パップにワインテースティングを含むチャーター出かけた。シャトーナフ・デュ・パップの歴史は1094年カストロ・ノーヴォの名前で記載されているのが見つかった。その後19世紀に村長が14世紀にアビニョンに法王が有った時代夏の保養地としてこの村に来ていた事から1893年よりシャトーナフ・デュ・パップと改名したのだった。シャトーナフ・デュ・パップのワインが有名になったのは言うまでも無く法王庁で行われた晩餐会や祝辞祭に招待客に振る舞われ彼らがこのワインを国に帰って讃頌しイタリア、ドイツ、イギリス、アメリカなど樽ごと販売されていった。
その後フランスの文学者フレデリック・ミストラルやアルフォンス・ドーテなど詩人、作家が≪法王の≫≪帝国の≫など賛歌して更にこの名を高めていった。1923年に為ると生産者たちは自ら厳しい規定を作りこの名声を裏切らない様考慮した。例えば、ブドウの栽培、最低アルコール度、ブドウの品種など。こうしてシャトーナフ・デュ・パップは1933年にアぺラシォン地区と生産条件が認定。今日シャトーナフ・デュ・パップと呼ばれるワインは5市にまたがり3200㌶の土地で300の生産者。シャトーナフ・デュ・パップのワインは生産の95%が赤で5%が白ワイン、ロゼは存在しない。写真のマーク入りボトルはお洒落で重圧感を持たせ之はサン・ピエールの鍵と上には法王の三十冠が入っている。
シャトーナフ・デュ・パップ市は市内にワイン博物館もありワインを知るにはとっても魅力的な街である。
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