プロヴァンス地方には13のクリスマスデザートと呼ばれる物が有る(如何数えて13個になるかは不明)1920年頃まではカレノスと呼ばれ幾つの種類の何が入っていたか分からなかった、しかしマルセイユのキリスト教主任司祭が1683年に記したマルセイユの伝統でカレノスについてドライフルーツ又は生フルーツとマルセイユのクリスマスデザートで食されるポンぺ・ア・ウイル(フーガスをオリーブオイルに浸けた物)と言う事を書き残している。キリスト教のキリストの使者12人+キリストを含めた13人いる事から今日では13種類に増えプロバンス地方のクリスマスのデザート13種は生フルーツのリンゴ、洋ナシ、緑色のメロン(冬の時期見られる楕円形のメロン)、お菓子のカリソン(エクソン・プロヴァンスのお土産として知られる)ドライフルーツのクルミ又はヘーゼルナッツ、レーズン、イチジク、アーモンド、デート、ヌガー2種(白、黒)コンフィ・ド・フルイ(フルーツのシロップ漬け)パテ・ド・フルイ(フルーツ100パーセントのゼリーの様な物)フーガス(別名フォッカシアと呼ばれるパンの様な物)ポンぺ・ア・ウイル、ヴァン・クィ(ワインを蒸溜した物で食後酒)プロバンスの家庭で13のデザート全てが用意されるわけでは無いけどスーパーマーケットには写真の様にドライフルーツやコンフィ・ド・フルイが入ったバスケットがこの時期には販売されているので多くの人が購入しているに違いない。
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マルセイユ観光案内所
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