フランスの標高水準地 Maregraphe

マルセイユの海沿いの通りJFKコーニッシュの海側にあるオレンジ屋根のお家が1883年に建てられたフランスの標高基準を図るグランド・ゼロことMaregraphe、何故フランスの基準値をマルセイユに建てたか?地中海沿岸は潮の満ち引きが少なくインド洋や太平洋などと違い海が閉まっている(各国に囲まれている地中海の事をフランス人は海が閉まっていると表現する)更にフランスで一番低い港だからなど色々条件が揃っているらしい。建てられた当初はこの建物内にガーディアンが住んでいて写真左上の建てた当初から使用されている測りで毎日測定していた用紙が未だにこの建物内に保管されている。写真の左上の測定器は世界でただ一つ此処にしか存在せず又最新の機械(電子機械)より優れている部分もありこの建物内には年代の違う3種類の測定器が有るそうだが未だに初期の手動式の物が一番正確に測れるらしい、、、ただし津波などなかった時代に創られていて津波は測定出来ない、と言う説明だった。今地球温暖化で何処の海も水嵩が増えてるとか言われているが此処地中海は其の現象が一番少なく建てた当初から現在2014年まで16cmしか水嵩が上がって無く世界的に見ても少ないそうだ。それに比べフランスの大西洋側では波の関係で毎日20cm陸が上下していると言っていた。他にも海の無いスイスはマルセイユの標高基準で測定しているのに比べパリはドイツの測定を使用しているからマルセイユの標高とパリの標高では実際6.5mの差があると聞いた。(今までいろんな会社がドイツの標高水準で地図を作ったので全てを書き換えるのが手間だから其の侭にしてしていると言う答えが返ってきたそうだ、とってもフランス人らしい回答。1時間に亘るツアーガイドはとっても楽しく終わったのであった。2002年にフランスの歴史建造記念物に登録されたMaregrapheは年に何度かガイド付きのみで建物を見学出来る。Maregrapheの予約はマルセイユの観光局 info@marseille-tourisme.com までメールでお問い合せ下さい。


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コメント: 3
  • #1

    坂村哲也 (月曜日, 17 11月 2014 02:43)

    前にお世話になった坂村です。こっちのハードの問題かもしれないですが、石井さんのブログの文章の部分が白紙になってます。ここ1週間くらいの話です。

  • #2

    石井 (月曜日, 17 11月 2014 16:57)

    坂村さん お久しぶりです、ブログご覧なってくれているんですね、ありがとうございます。ブログですが私が見る限りは通常通り表記されていますが念の為JINDOに問い合わせてみます、ご連絡ありがとうございます。

  • #3

    坂村哲也 (火曜日, 25 11月 2014 01:48)

    元に戻りましたよ。

http://activities.his-j.com/CityTop/MRS.htm

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マルセイユ観光案内所
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