毎年5月と10月にサント・マリー・ド・ラ・メールで行われるジプシーの巡礼はヨーロッパ各国から沢山のジプシーが集う。プロヴァンスの伝説によると紀元40年に小舟で聖地から流され此処サント・マリー・ド・ラ・メールにサラとマリア・ヤコブ、マリア・サロメが辿り着いた、と言われている。巡礼は歌や音楽、ダンスなど高揚した雰囲気でサント・マリの通りから始まる。巡礼の前には教会にある木箱が祭壇に下され(木箱の中は3人の納骨が納められていると信じている)通りを練り歩き海まで運ばれる。馬に乗ったカーボーイ行列の先頭に立ち導き海に浮かぶ木製の釣り船に像を置いて祝福する。巡礼者たちは服を着たまま海に入っていく。海で祝福された後は教会に戻り安置される。10月22日のマリア・サロメの祝日に一番近い今週末の18日、19日に秋のジプシーの巡礼はサント・マリー・ド・ラ・メールで行われる。http://www.saintesmaries.com/fr/accueil/pelerinages/le-pelerinage-des-saintes.html
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