ワイン畑が広がるプロヴァンス地方、そろそろブドウも色好き収穫の時期が近づいて来ました。プロヴァンスワインは地中海沿岸からおよそ200kmにおよび600の生産者がおります。プロバンス地方は多くのワイナリーでロゼワイン(全体の88.5パーセント)をメインに作っており赤ワインは8パーセント、白ワインが3.5パーセントとなります。ロゼワインがメインで作られている理由は気候です。ここ地中海沿岸は年間300日晴れ暑い日が続くので常温で飲む赤ワインより冷やして飲むロゼワインを好むのです。更にロゼワインはお肉やお魚料理に合う他日本食、アジアン料理、トルコ料理など多種類のお食事と合い移民の多い南フランスでは人気があるのです。ロゼワインのピンク色はブドウの皮から出来、ブドウの種類や発酵させる時間により色が違ってきます。ワインが出来る直前の物は不純物や発酵した際のカスなどが混じり少し濁っています、これを≪オリ≫と言いオリを取り除いて透き通ったワインをボトルに詰めるのです。プロヴァンスワインでもカシは珍しく白ワインがメインで製造されていてカシのワインがブイヤベースと相性が良い!と言われマルセイユの多くのシーフード専門店で取り扱っています。カシのワインは1936年からAOCに登録さて8000㌶のワイン畑で13カ所のドメインで作られるワインは白が71パーセント、ロゼ27パーセント、赤2パーセントとなっていて生産量の殆どが地元レストランや観光客が購入して消費される、と言う点では貴重なワインの一つである。
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