マルセイユにユニテ・ダビタシヨンを建ててスイス人建築家のル・コルブュジエは世界的に有名になった。そのアパートは今1200人の人が住み一部をホテルとして観光客も滞在が可能になっている。更にこの建物を詳しく知りたい人は毎週火曜日と土曜日に1時間半のガイドツアーがあり家族4人用のアパートも見せて貰える。私が感動したのはキッチンと入口のBOX。この建物のインテリアデザイナーはCharlotte
Perriand女性ならではと思われるところが沢山。先ずはキッチンの広さは4.8mと決して広くは無いがキッチンの真ん中に立つとほぼ何処にても手が届く様になっており作業がし易い、キッチンの収納の一部は壁が斜めで鍋やフライパンが壁に立てかけられる様な仕組みで勿論引き戸で隠れ見た目はスッキリ綺麗。更にこの時代にアメリカンキッチン(フランスではこう呼ぶ)で作った料理をカウンター越しにリビングに運べるシステム(写真ベット後ろがキッチン)アパートが建てられた当時は建物内にチーズ屋、パン屋、肉屋、魚屋などすべてが揃っていて各アパートからは無料で電話注文が出来たそう、更に配達の品物は廊下に設定してある戸から直接アパート内に届けられる仕組みでこの時代では画期的でとても便利だったに違いない。
写真1 廊下から見たアパート入口 とって横には手紙入れ 突き出した茶色い箱が郵便受けその上下が食品配達用で上は常温で問題の無い野菜など下には当初氷を入れて冷蔵室となってミルクやチーズなどが届けられた。
ユニテ・ダビタシヨンのガイドツアーはマルセイユの観光局又はネットで申し込みが可能 料金 大人 10ユーロ ネット予約は下記から
http://www.marseille-tourisme.com/fr/actualites/detail/article/Le%20Corbusier%20en%20exclusivit%C3%A9%20/
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