マグダラのマリアを訪ねて

先週下見にマグダラのマリアが滞在したと言われる≪洞窟≫と≪大聖堂≫を訪ねた。場所はマルセイユから70km離れたSaint-Maximin-la-Sainte-Baumeのバジリカ大聖堂と洞窟生活を送った Plan-d'Aups-Sainte-Baume。先ずはサン・マキシマン・ラ・サント・ボームの観光客局へ出かけた、このオフィスのガラス戸を抜けると其処はホテル ル クーヴォン ロイヤル の中庭で回廊がとっても美しい、中庭の一部はレストランのテラス席でゆっくり美味しい食事が楽しめる。この建物は1295年にシシリア王のシャルル二世によって建てられ1297年にこの場所でマリーマドレーヌのお墓と遺骨が見つかった場所、現在のホテルの一部は観光局、高校、市役所、そしてバジリカ大聖堂が一体となっているのでかなり大きな建物。建物内を通り大聖堂へ向かう、目を見張るほどのステンドグラスと絵画、祭壇を正面に右からぐるーっと回り出口手前左にある階段を下がるとマリーマドレーヌの頭蓋骨が奉納してあるのが伺える。大聖堂の後は世界大戦当時のユダヤ人が隠れていたアパートや時計台など市内をゆっくり回りランチを食べてから洞窟へ向かった。洞窟、と言っても駐車場から45分~1時間掛けて丘を登るのだ、遠目に良く見ればカルキの岩肌の一部に窓らしきものが見れる、そこまで歩く、通る道にもよるが日が燦々と当たるのでペットボトルは必需品、汗だくになって辿り着くと其処はやはり洞窟で吐く息は白い、真夏でも洞窟内は気温10度、此処に辿り付くまですれ違ったおしゃべり好きなフランス人もこの中では無口、キャンドルを供え祈る(クリスチャンでもないけど)気分的なものだろうけど個々に飾られてる彫刻も何もかもが特別な存在に見える。多くの巡礼者が写真の彫刻横に紙に書いたメッセージを残していく。マグダラのマリア事マリーマドレーヌ、キリストが昇天した後プロヴァンスに移住したと言われここ以外にもマルセイユやサント・マリード・ラ・メールなどが知られている。マグダラのマリアについては色々と書かれていて実際はどれが真実かわからない、それだけに人を引き付けるのか?謎めいてるだけに興味がわく。この洞窟を訪れる人は観光客だけでなく巡礼者、白衣を身に着けたシスターも少なくない。

ホテル ル クーヴォン ロイヤル http://www.booking.com/hotel/fr/hotellerieducouventroyal.ja.html?sid=f40b1e3a03a5ddff462765211e1bf89b;dcid=4;dist=0;type=total

 

 

http://activities.his-j.com/CityTop/MRS.htm

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マルセイユ観光案内所
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