活気あふれる地区 マルセイユ旧港と周辺
世界大戦でかなり打撃を受けたマルセイユの旧港周辺、ホテルやレストラン、ブティックも増え特に昨年2013年ヨーロッパ文化首都に選ばれてからは港周辺は大工事が行われ美しく生まれ変わった。毎朝港で行われる活気溢れるフィッシュマーケット、《モンテクリスト伯》で有名になった元の要塞、牢獄のシャトー・ディフ行きのフェリー乗り場も此処から毎日出航(風の強い日は欠航)。細い路地裏には1787年建築のオペラ座、港沿いにある1909年に建てられたラ・クリエ劇場、此処は元のフィッシュマーケットの場所で1981年からマルセイユの国立劇場になった。更に1880年からあるマルセイユの港を横断する市民の足でもあるフェリーボート(写真1)は未だに無料で誰もが利用可能。そしてフェリーボート乗り場向かいにある place aux huilesはレストラン街でフレンチ、イタリアン、ガレット、他多国籍料理のレストランが並ぶ。更に港を北上するメイン通りカナビエールの1KM先には尖がり屋根が目立つ改革派教会があり建物正面にはジャンヌ・ダルクの像(写真2)が見られ市街地とは反対方向(港を右手に見ながら進む)に進むと左手にサン・ニコラ要塞、更に進むとファロ宮殿そしてカタランビーチ(旧港から1km)マルセイユ市内にまだ沢山自然が残っており街と自然を一緒に楽しめるのが此の街の醍醐味
マルセイユで最も古い地区パニエ
フェリーボートに乗って反対側に渡ると其処はマルセイユで一番古いパニエ地区、細い路地には沢山のアーティストが住みギャラリーやアクセサリー、プロヴァンス名物サントン人形やマルセイユ石鹸など手作りのお店が見つかる。マルセイユ市庁舎裏には(写真上右)記念建造物に指定されたダイヤモンド館、元のホスピスのヴィエイュ・シャリテ(美術館)やネオ・ビザンチンの見事なマジョール大聖堂など1km圏内に見所沢山。また観光プチ・トラムに乗ればマルセイユの一番高い丘にあるノートラダム・ド・ラ・ガードからの展望が楽しめる(大人8ユーロ)。
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