マルセイユで一番有名な場所ヴュー・ポー(旧港)は紀元前600年にギリシャ系フォカイヤ人が新しい天地を求めて上陸した事から始まる。深い入り江と豊かな防衛に適したこの土地に魅了され船長のプロチスが原住民のリグリア人に交友を求めに行った際、王は娘ジプチスの婿選びの宴の準備をしていた。
其処に船長他船団皆が招待されたのだ、リグリア人の風習は招待客の中から娘自身が選んだ男の所へ行き水を称え杯を捧げる、事になっていた。ジプチスはプロチスを選び彼は王の婿になりこの土地を与えられマッサリア(マルセイユ)が生まれた。航海術に長けたギリシャ人は商業、漁業で富をなしマッサリアを豊かにし更に農業も伝えた。そして今日ではマルセイユはフランスで一番古い歴史を持つフランス第二の都市であり又プロヴァンス地方の首都になった。
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